ホットクックを2ヶ月使ったのでレビュー
ホットクックは、勝間氏とちきりん氏の新春YouTube対談で知った。
YouTubeで話を聞けば聞くほど気になった。これから子どもが生まれるというタイミングで、料理の労力を大幅に下げれるのであればと購入欲求が高まっていた。そして次の日には買った。
買ったのは最上位モデルのKN-HW24Cというモデルを買った。このモデルは、無線LANでインターネットにつながるIoT機能付きである。Iotといっても専用のアプリであるCOCORO KITCHENからレシピを送れるという機能が付加されるだけだ。ただしこの機器にとって、レシピが増えるということは非常に大きな意味があると確信し、大きな散財をした。
今では生活に定着しており、メイン料理から副菜までをきっちり作ってくれる。調理中は「上手にできますよ〜に」とか「残り10秒です!」と喋ってくれて、喋ることが案外、愛着感を持たせてくれている。
2ヶ月使ったので、レビューをしてみる。
料理について
2ヶ月の間に作ったメニュー
- 肉じゃが
- さばのみそ煮
- いわしの骨までやわらか煮
- 豆腐の中華あんかけ
- 鶏と大根の煮物
- 豚バラ大根
- チキンと野菜のカレー(無水カレー)
- ナポリタン風パスタ
- ぶり大根
- いわしのオイル漬け
- かぼちゃのポタージュ
- かぼちゃの煮物
- 豚肉のトマト煮込み
- 里芋の煮ころがし
- 麻婆茄子
- クリームシチュー
以上16種類である。リピートしているものも多いので、3日に1回は稼働している。
ちなみに、メニューは以下のサイトで見ることができるが、割と「クラウド限定」メニューといって、IoTモデルでしか作れないレシピも多い。
調理については、切って、調味料を入れれば完成のものが大半で、レシピによって用意する食材や調味料のハードルが下がったり上がったりする。
例えば、作った中で最も簡単メニュー、里芋の煮ころがしは、里芋の皮をむいて塩でぬめりけを取り、砂糖、しょうゆ、みりん、酒を入れてボタンを押すだけだ。35分待てば、ホクホクの煮っころがしができる。
面倒なメニューとして、チキンと野菜のカレーを私は挙げる。玉ねぎとセロリのみじん切り、トマトの角切り、にんにくとしょうがのすりおろしといった切る工程が非常に多い。切る代わりにフィリップスのチョッパーを使ったが、やはり面倒だった。私はなるべく楽して料理を作りたい。
もともとハードルが高いお魚料理のハードルはすごく下がる。切り身を買ってきて調味料を入れれば、鯖の味噌煮が完成する。写真はきれいではないが味はイケる。
イワシなどの青魚をよく食べるようになった。 以下の写真のとおり魚をセットすれば梅煮ができあがる。
今までに失敗したメニューとその理由について
まず、ナポリタン風パスタは大いに失敗した。パスタの麺の指定を無視して作ったら恐ろしくバキバキのパスタになった。
次に、いわしのオイル漬け。塩の分量を間違ってしょっぱくて食べれなかった。アンチョビ代りにパスタソースにして食べた。
お手入れについて
手入れは、内なべ以外は全て食洗機で洗っている。内なべは最初はこびりつきが気になったが、使っているうちになべがなじんできた。洗うのは最初だけ大変。あと、保温機能を使うと物によってはこびりつくのでオススメしない。
まぜ技ユニットも食洗機できれいに洗える。洗ったあとユニットから水がいっぱい出るけど気にしないようにしている。写真はまぜ技ユニットの食洗機で洗う時の定位置である。
その他
IoT機能
Iot機能であるアプリ「COCORO KITCHEN」との連携はメニュー送信とレシピ参照が出先でもできるのが良い。さらに、毎日、通知でメニューを提案してくれるし、それのおかげで料理が促される。
もう少しのところは、
- 食材検索時に表現のゆれに対応してない。(例:里芋、さといも、サトイモ)
- レシピを見る時の、スリープしないようにして欲しい。(見たい時には手が濡れていることが多い)
- 分量に合わせた調味料をグラム表示して欲しい。
といったところである。
ホットクックでの調理は、分量に合わせた調味料を計りとる必要があるので、勝間氏のように計りとGoogle homeが非常に活躍する。
料理の分量
多くのメニューは2名分から作れる。妻が出産で実家に帰っていたときは、2日連続で同じメニューを食べる羽目になった。1人だと麺類は絶望的である。
調理時のにおい
炊飯器のような構造で、コンセントさえあればどこにでも置けることはメリットであるが、料理中には多くの蒸気が発生し、蒸気とともに匂いがこもる。換気を気にせずにカレーを作ると部屋中カレー臭になってしまうので、普通に料理を作っているように換気はした方が良い。
我が家では、IKEAのワゴン(ロースコグ)の上に置いて、換気扇の近くで使うようにしている。
においは出るが油が飛び散ったりしない点は、他の調理法に比べて手入れが楽で良い点である。
体調の変化
ホットクックで副菜を作るようになってから、間食しなくなった。仕事のプロダクティビティも上がったし、何よりも寝起きが良くなった。今までは、炭水化物が中心な食生活であったが、野菜や魚などバランス良く食べることができている。栄養が充足すれば、食欲が増進されないことについては、勝間氏の「やせる!」が参考になった。
ホットクックを使う上で便利なもの
無水カレー等を作るためにフィリップスのマルチチョッパーをオススメする。こちらは機械部分以外、食洗機で洗えるので手入れの手間がかからない。
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- 出版社/メーカー: Philips(フィリップス)
- 発売日: 2016/02/01
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調味料を計ることが必ず発生するので、計量スプーンではなく、小さい軽量カップがあると便利である。
まとめ
ホットクックは調理の未来を感じさせてくれる買って損はない家電だ。IoT機能は、まだまだの部分があるが、ユーザーが増えることで改善されることを望む。