ゆっくり着実に

ゆっくり着実が成功の素

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

おめでとうございますと書いていますが、なぜか悲しい気持ちに浸りながら書いています。

この気持が落ち込むのはなぜなのでしょうか。

 

2012はいろいろなことがあった1年でした。去年ですごく実感したことは、人生ってレールがあってその上に乗ってるって勝手に感じていたのが、実はレールなんてないんだよってことを思い知らせてくれたことでしょうか。

何も考えないでも自分の人生は勝手に進んでいくもんだとか思ってた自分が甘かったなぁと思いつつ人生の難しさと楽しさを実感しながら来年も生きていきたいと思います。

 

なぜ悲しい気持ちになったのかというと、一人の女の人に人生の多くの時間を捧げたために、そのことにしがみついているということが自分のみならず相手のことも苦しませているのではないのかと感じてしまったからです。なんというのでしょうか、別に振られても別れてもいません。結婚するということを考えた時に確かに自分の環境を大きく変えてしまう大きな出来事なんだなぁと考えてしまいます。こんなこと後悔してどうかとおもいますけど、もっと友だちとの時間を大切にすべきではなかったのか。そんなこと今更言っても仕方ないと思いつつ後悔してしまいます。

人生って選択の蓄積なんだなぁと実感させられます。

 

 

去年1年は働くということについてもいろいろ考えさせられました。

働き方というよりも、自分の仕事って社会貢献はしているの?といったことです。

僕は登山など自然と触れ合うことが好きで、自然と共に生きていきたいと日々思っています。しかし、自分のしている仕事の分野が大いに自然破壊に加担し、自分の行為もまた自然破壊を招くといったジレンマを感じながら仕事をすることがすごく辛くなりました。社会的意義がある仕事言われても宇宙船地球号を汚し続けて富を得る仕事は自分の信念との葛藤でした。生産に伴うコストだけではなくて外部コストに着目した食生活を考えてもいいのではないのかと考えてしまいます。食の生産現場を末端から食卓に行くまで仕事を通してみていると、自分の食生活はまともなのかと勘ぐってしまう機会が多くあります。クリスマスにはみんなが鶏が食べられるほどの生産規模、またその鶏を処理するための食鳥処理場のキャパシティ、お歳暮でハムを送るために、一日に何頭の豚がと畜されているのか、食卓に上るまでに畜産物がいかに多くの水を使っているのか。21世紀は水の時代といわれていますが、実際に現場を見て水が大量に必要であることを実感させられます。大量の水なくしては今の食事はあり得ないのです。家畜が食べている輸入飼料であっても例外ではなく、穀物を育てるためには水が必要でその水はバーチャルウォーターという形で計算することができます。20世紀には石油の取り合いをし、21世紀には水の取り合いをする時代がやってきます。食生活を改めていきたいと考えています。一番手軽にできることは地産地消の野菜を中心とする食生活にすることでしょう。肉に比べて魚にしても野菜にしてもやや調理能力を要するというハードルを感じます。調理能力はこれからの時代を生きてゆく上で必須のスキルとなるでしょう。

 

2013年はSimplify, minimalismの精神を念頭に起き暮らしていこうと思います。

2013年は考えただけでも多くの転機となる場面が多く、そのために入念に準備を重ねなければと身が引き締まります。人生は選択の蓄積で、自分の生活は習が織り成す一連の動作と考えるとよりよい習慣を身に着けていけたらなと意気込んでしまいます。とにかく21日間同じ事を繰り返せば習慣になるので、意識して習慣を作って行きます。

Slow and steady wins the race.